玄清寺

玄清寺について

当寺は東大阪市東山町にあり、山門をくぐり中央に入母屋造瓦葺の本堂および客殿、向かって左に観音堂、右には鐘楼が建つ豪壮な浄土宗の大寺であり、河内西国第二十三番霊場の一つとしても名高い。
疫重2 年(1597) 額田村の高内正定氏が聖誉上人を招いて開いたという。正定は浄翁玄清居士と号したので浄翁山玄清寺と称することとなった。
延宝年中(1673-80) 教誉上人が当寺を中興し、第10 世寂誉上人の時、享保2 年(1717) 3 月に檀頭の高内氏首性一家が施主となって、本堂を上棟。現在の本堂は昭和46 年に第二十九世清誉上人の時に建立されたものである。開基400 年にあたる平成9 年(1997) には、第三十世の年に客殿を新築。
本堂には玄清寺の額を掲げ、本尊阿弥陀如来坐像(像高92cm)は木彫漆箔で、来迎印を結び、船形光千体仏を配し、天蓋を垂れている。本尊の向かって右に浄土宗の基となる教えを説かれた善導大師、左には浄土宗の開祖法然上人像をそれぞれ安置。本堂の地下には納骨堂があり、納骨された方々のお骨や位牌が安置されている。
境内には時代の流れに対応すべく、宗派を問わず納骨できる永代供養塔を建立し、什宝の涅槃像は慶弔18 年(I613) に描かれ、寛永4 年(I627) に外箱が作られ、享保3 年(1718) に表具仕替をした。
観音堂には中央に聖観音像、左に地蔵像、右に聖徳太子像を祀り、聖観音像は蓮枝を持つ立像は東向観音といわれ、広く大衆のために開扉され、安産、厄除けの霊場として深く信仰されている。聖徳太子二歳像は数も少なく珍しい聖徳太子のお智慧にあやかり、学業成就、智慧拝受をお願いする仏様である。童形半裸合掌の立像は室町時代の造像とみられ、東大阪市の重要文化財に指定されている。
観音堂の隣には北向地蔵菩薩が安置され、願かけ地蔵として多くの人がお参りされている。

ごあいさつ

ご来訪いただきまして、ありがとうございます。
当寺院は葬式、法事、永代供養、納骨などの仏事のほかに地域の方々が集まり、語り合う場所としてあり、時代の流れの中で様々なニーズに対応している開かれてたお寺です。

寺院の特色
出張葬儀 寺院葬 永代供養 墓地
祈祷 樹木葬 ペット供養 水子供養
専用会館 駐車場 バリアフリー その他
寺院概要
住所 〒579-8027 大阪府東大阪市東山町11-17
アクセス 【公共機関の場合】
金鉄奈良線 額田駅から徒歩約5分
近鉄生駒線または近鉄けいはんな線 新石切駅から徒歩約10分
電話番号 050-1861-4579
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